こんにちは☆岩槻タマ接骨院の玉井です(*‘∀‘)
昨夜は随分と冷え込みましたね(´-ω-`)
今日は関節の痛みを訴えている方が多くみられています。
お昼になっても岩槻は曇天で気温も涼しいか肌寒いくらいになっていますので、
体調管理には十分に気を付けてくださいね☆
さて、今日は野球の話題！
大リーグでプレーしている大谷選手が
手術で今季絶望のニュースが飛び込んできましたね
(ノД`)・゜・。
一報が入った時、てっきり肘の事かな？と
思ったのですが、まさかの膝でした( ;∀;)
この大谷選手が手術をすることになった
【分裂膝蓋骨】ご存知ですか？？
学生の時に野球やサッカーをやっていた方は
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
というのも、この【分裂膝蓋骨】は
10代の男女に多く、走行やジャンプで膝のお皿に痛みを訴える事が多くあるんです。
10代は成長期でもありますので、オスグッドといった成長痛との鑑別や、
跳躍性のスポーツに多いジャンパーズニーとの鑑別も必要となることが多いのですが、
どれも痛みが取れずらいのが特徴です。
そもそもこの膝蓋骨というのは、1つの骨で出来ているはずなんですが、
時に２個以上の骨化核というのがあり
骨同士の癒合が妨げられると分裂した膝蓋骨を認めます。（別名：二分膝蓋骨）
多くは分裂部に症状はなく治療の必要もないですが、
過度のスポーツ活動で分裂部に牽引力が反復して加わると疼痛をきたします。
大谷選手はおそらく筋力の牽引力で分裂部に痛みが出てしまったものと思われます。
レントゲンでは右にあるように
大腿四頭筋の外側広筋の付着部である膝蓋骨外上方に分離骨片を認める例が最も多いです。
分裂部に一致した強い圧痛、叩打痛を認めます。
大谷選手は学生時代から痛みが出ていたのか定かではありませんが、
今期はしっかり身体をしっかり治して頂き来年また元気な姿を見せて欲しいですね(^^)/
もし、今現在10代でスポーツをやっているお子さんがいらっしゃいましたら、
早めの受診をお願いします☆
また、特に10代で部活動に取り組んでいる学生達は
毎日の練習疲れからクールダウンやストレッチを行わないことが多く、
筋肉の緊張が強いお子さんがほとんどです。
ぜひ、これを読んでいただいた保護者の皆様は
お風呂上りにしっかりストレッチをさせる習慣を
早いうちからつけさせることをおススメします。
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